新生児がよく泣く…感覚過敏だったここちゃんとの子育て日記①

新生児期の子育ては、想像以上に大変ですよね。

特に、「よく泣く」「授乳がうまくいかない」「哺乳瓶を嫌がる」

こうした悩みに直面すると、不安や戸惑いでいっぱいになることもあると思います。

私自身も、まさにその渦中にいた一人でした。

今回は、感覚過敏という特性を持って生まれた娘・ここちゃんとの

新生児期の体験を記録として綴りました。

悩んでいたあの頃の自分、

そして、今まさに同じような想いを抱えている誰かのために。

少しでもヒントになったり、

「私だけじゃないんだ」と思ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。


小さく生まれた娘と、始まりの日々

娘が生まれたのは、夏の終わりのこと。

約2,500gと少し小さめながらも、元気に産声をあげてくれました。

生後2日目から母子同室が始まりましたが、

その日から、娘は激しく泣くようになったのです。

最初は

「お腹が空いてるのかな?」

と、お乳をあげようとしましたが――

👶 口に含ませた瞬間、さらに大きな声で泣き出してしまいました。

抱っこしても泣き止まず、衣服やおむつも確認。

でも、不快の原因はどうしてもわかりません。

とうとう私は、

「もしかして、生まれてくるのが少し早すぎたのかな。

まだお腹の中にいたかったのかな…」

と、そんな風にさえ思ってしまいました。

本当は一緒にいたかったけれど、

他の母子もいる病室で、私はここちゃんをナースステーションに預けました。

💭 その瞬間の後ろめたさは、今でもはっきりと覚えています。

そしてここからが、私たち親子の

*泣きの日々*のはじまりでした。


授乳がうまくいかない日々|ミルク併用のすすめ

翌日になっても、娘はお乳をうまく飲むことができませんでした。

助産師さんの指導を受けつつ授乳を試みましたが、

栄養が足りないかもしれないとのことで、ミルクの併用を勧められました。

退院後も状況は変わらず、哺乳瓶でミルクをあげても――

  • ミルクを口に含んだままドボッとこぼす
  • 吸っているようで吸えていない

そんな状態が続きました。

「もしかして、口の中に何か異常があるのでは?」

と、小児科を受診したところ

👨‍⚕️「特に問題はないので、しばらく様子を見ましょう」との診断。

でも、泣き続ける理由がわからないことの不安は、増すばかりでした。


泣き続ける娘…理由が見えない毎日

退院後も、娘の泣きは続きました。

お腹が空いている?

オムツ? 室温? 睡眠?

いろいろ試しても、泣き止まない。

しかも、うまくミルクが飲めた日でさえ――

🌀 泣いては抱っこ、抱っこしても泣き止まない。

「どうして泣いているの?」

その理由がまったくわからない。

私は日々、途方に暮れていました。


哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんに試したこと|おすすめの乳首

「このままじゃ、十分にミルクが飲めていないかもしれない…」

そんな不安から、

娘が飲みやすい哺乳瓶を探して、本当にいろんなタイプを試しました。

最終的にたどり着いたのがこちらです:

🍼 ピジョン「スリーカット」乳首タイプ

赤ちゃんの吸う力に応じてミルクが出る仕組みで、

ここちゃんにはとても合っていたようでした。

⚠️ でも、これで安心…というわけにはいきませんでした。

何度か使っているうちに、また急に飲まなくなってしまう。

💦 同じものを用意しても

なぜか口を開けてくれなかったり、プイッと横を向いてしまったり…

「せっかく飲めていたのに、どうして?」

そう思いながらも、

🌱「きっと、これが一番合ってるはず!」と信じて、

また同じものを買ってみる。

🔁 そんな“行ったり来たり”の繰り返しが、しばらく続きました。


感覚過敏の娘と気づかなかったこと

後になって、ここちゃんは感覚過敏の傾向があると診断されました。

触覚・味覚・嗅覚・聴覚など、あらゆる感覚が敏感すぎる状態でした。

当時は気づけなかったけれど、今思い返せば思い当たることがたくさんあります。

  • 乳首や哺乳瓶に触れる感覚
  • ゴムのにおい
  • 衣類やオムツの質感。。。

こうした刺激が、強いストレスになっていたのかもしれません。

寝不足と疲労で、私のお乳も出にくくなっていきました。

でも、それ以上に辛かったのは

「哺乳瓶のミルクさえ、まともに飲めない日々」

胸が締めつけられるような思いでした。


🌿私のふとした想い

当時の私は、

**「なぜ?どうして?」**という思いばかりが頭の中をぐるぐるめぐっていました。


生後3ヶ月までの様子と、私の心の葛藤

  • 🌀 理由がわからないまま、ただひたすらよく泣く
  • 🫶 抱っこしても、泣き止まない
  • 👀 なかなか目が合わない
  • 🌙 寝かしつけが、信じられないほど大変
  • 😢 顔を自分でひっかいてしまう
  • 😶 表情が乏しく、笑顔も少ない…

何をしても状況は変わらず

💭 「子育てがこんなに辛いものだなんて、想像していなかった」という思いでした。


最後に|あなたは一人じゃない

退院して、ようやく自宅に戻った日のこと。

娘は相変わらずよく泣いていて、私は抱っこしたまま、家の中を何度も行き来していました。

生後まだ1週間にも満たない頃。

それなのに、部屋を変えるたびに、娘はキョロキョロと周囲を見渡し――

そしてほんの一瞬だけ、泣きやむことがあったのです。

「え? 部屋の違いがわかるの?」

そんな驚きと共に、なんとなく、

ここちゃんの“感覚の鋭さ”のようなものを感じた瞬間でした。

ほんの小さな違いにも反応していた、あの頃のここちゃん。

当時はその意味がわからずに毎日が不安と戸惑いの連続でした。

今思えば――その“研ぎ澄まされた感覚”は、彼女の大切な個性だったのかもしれません。

このブログが、同じように悩んでいるママの心に

少しでも寄り添えたら嬉しいです。

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